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初心者向け主要ノートアプリ比較【Evernote・Obsidian・Notion・OneNote・Google Keep】
はじめに:
日々のメモから仕事の情報整理まで、デジタルのノートアプリは「第二の脳」として活躍します。しかし種類が多く、初心者や一般家庭の方には「どれを選べばいいの?」と悩ましいですよね。そこで本記事では、代表的なノートアプリ5種(Evernote, Obsidian, Notion, OneNote, Google Keep)を取り上げ、以下のポイントで詳しく比較・解説します。
- 1. 操作の簡単さ(UI・UXのわかりやすさ)
- 2. 同期機能と対応デバイス(スマホ、タブレット、PC対応状況)
- 3. 価格(無料プランの有無、サブスク料金)
- 4. テンプレートや使い方の柔軟性(構造化されたメモか自由なアウトライナー型か 等)
- 5. 初心者に向いているかどうか(日本語サポート、学習コスト など)
さらに記事の後半では、ユースケース(利用目的)別に「この用途ならこのアプリがおすすめ!」という形でツールを提案します(例:日記、家計管理、買い物リスト、学習ノート、仕事メモなど)。初心者の方に寄り添ったやさしい文体で説明しますので、ぜひ参考にしてください😊。
主要ノートアプリ5種の特徴比較
まずは今回比較する5つのノートアプリについて、各観点での特徴をざっとまとめた表を示します。詳細は後述しますが、**「どのアプリが自分に合いそうか」**イメージを掴むためにご活用ください。
【Comparison Summary Table】
| アプリ名 | 操作の簡単さ (UIの分かりやすさ) | 同期機能・対応デバイス | 価格プラン | テンプレート活用・柔軟性 | 初心者適合度 |
|---|---|---|---|---|---|
| Evernote | ★★★☆☆ :基本的なメモ操作は直感的。機能豊富ゆえUIに情報量多め。 | PC・スマホ等マルチデバイス同期対応(無料版は1台のみ+Web利用)。オフラインでも編集可。 | 無料:あり(ただしノート50件・1端末まで等厳しい制限) 有料:パーソナル(月約1,100円)等 | ノートとノートブックの階層管理+タグで整理。豊富なテンプレート(会議メモ、ToDoリスト等)あり。Webクリップや名刺スキャン等で情報一元化可能。 | 日本語UIあり。基本操作は簡単だが、無料版制限が厳しく長期利用には有料必須。機能が多いため初心者には少しオーバースペック気味。 |
| OneNote | ★★★★☆ :紙のノートに近い感覚で使える。Microsoft製でUIも親しみやすい。 | Windows/Mac版アプリ、iOS/Androidアプリ、Web版あり。全デバイスで無料同期(要Microsoftアカウント)。データはOneDrive経由でクラウド保存(無料枠5GB)。 | 無料:制限なく主要機能が利用可能(追加課金なし)。 | テンプレート機能は特になし。ただしページ上にテキスト・画像・手書きメモ等を自由配置可能でレイアウト自由度が高い。リスト作成や図形描画、音声録音など多彩なメモ形式に対応。 | 日本語UIあり。完全無料で機能制限ほぼなしの寛大さもあり、初心者に優しいです。特にWindowsユーザーには馴染みやすく、ペン入力対応で学生のノートにも◎。 |
| Notion | ★★☆☆☆ :おしゃれで洗練されたUI。ただし機能が多く学習コスト高め。 | PC(Win/Mac)・スマホ(Android/iOS)・ブラウザで利用可。クラウド同期でリアルタイム共同編集対応。基本オンライン前提で、オフライン利用は一部限定。 | 無料:個人利用ならページ数無制限でほぼ全機能利用可。 有料:チーム向けプラス(月¥1,650/人〜)等。 | ブロック式の自由レイアウト+データベース機能が特徴。豊富な公式テンプレートやユーザー作成テンプレートが用意されており、誰でもすぐカスタム可能なのが魅力。表・カンバン・カレンダー表示でタスク管理まで一括可能。 | 日本語UIあり。テンプレートやレイアウトが充実し操作性自体は良好ですが機能過多で初心者には過剰になりがち。凝った使い方をしないと真価を発揮しないため、「シンプルさ重視」の人には向きません。 |
| Obsidian | ★★☆☆☆ :エディタ系の画面で一見専門的。Markdown入力に慣れ必要。 | Windows/Mac/Linux版とスマホ(Android/iOS)版あり。ノートはローカル保存でオフラインOK。標準では端末間同期なし(自力でクラウド共有か有料Syncサービス利用)。 | 無料:個人利用は全機能ずっと無料(2025年より商用も無料化)。 有料:Obsidian Sync(月$4〜)等のアドオンサービス任意加入。 | ノートはシンプルなMarkdown形式で保存。アウトラインやリンクで知識をネットワーク状に整理可能。公式テンプレート機能はありませんが、プラグインで機能拡張やテーマ変更が自由自在でカスタマイズ性が非常に高い。グラフビューでノート間のつながりを可視化する独自機能もユニーク。 | 日本語インターフェース対応。とはいえMarkdown記法への習熟が必要で、一般ユーザーにはハードル高め。プライバシー重視や「自分専用の知識庫を作り込みたい人」向けで、手軽さでは他に劣ります。 |
| Google Keep | ★★★★★ :最もシンプルで直感的。メモ入力はワンタップですぐ可能。 | Web(ブラウザ)やスマホアプリ(Android/iOS)で利用。Googleアカウントさえあれば即座に全端末同期されます。PC向け専用アプリは無いものの、ブラウザ版で代用可能。 | 無料:Google提供のサービスの一部として完全無料。追加料金は一切なし。 | 付箋感覚のシンプルメモに特化。テキスト、チェックリスト、画像、音声メモ、手書きメモに対応。分類はラベル(タグ)や色分けで簡易的に行うスタイル。テンプレート機能はありませんが、時間や場所を指定できるリマインダー機能があり日常の買い物リスト等にも便利です。 | 日本語UIあり。機能が絞られている分操作に迷う余地がなく超簡単なので、デジタルに不慣れな方にも真っ先におすすめできます。「凝ったノートは不要、とにかく思いつきをメモできればOK」な初心者には最適です。 |
※★評価は当記事執筆時点での主観的な目安です(★5=非常に簡単/★1=習熟要)。
上記の表からも分かるように、各アプリごとに強み・弱みがかなり異なります。次章からは、各ツールをより詳しく紹介しつつ、初心者目線で良い点・気になる点を解説していきます。
Evernote(エバーノート)
● 基本説明: 長年「ノートアプリの王者」として知られる老舗ツールです。テキストメモはもちろん、画像・PDF・音声メモなどあらゆる情報を一箇所に保存・整理・検索できるのが強みで、強力なWebクリッパー機能でウェブページ丸ごと保存もできます。最近はタスク管理やカレンダー連携、さらにはAI要約機能まで追加され、総合的な生産性向上ハブを目指しています。
● 操作の簡単さ: 画面構成は従来からの「ノートブックとノート一覧」が中心で直感的に使えます。新規ノートを作って文章を書くだけなら難しくありません。ただ機能が豊富な分メニューやオプションが多く、最初は戸惑う場面があるかもしれません。例えばタグ付けやリマインダー、チャット機能など、慣れないうちは使わなくても問題ない機能も多数あります。基本的なメモ用途に限ればUIはシンプルなので、必要な範囲から少しずつ覚えていくと良いでしょう。
● 同期と対応デバイス: Windows/Mac用アプリ、iOS/Androidアプリ、ブラウザ版が提供されており、あらゆるデバイスからアクセスできます。ただし無料プランでは同期できる端末が1台のみ(+Web版)と厳しく制限されています。以前は無料でも2台まで同期OKでしたが、2023年末の変更で**「無料=実質1台専用」**になりました。そのため、例えばスマホとパソコンの両方で使うには有料プランへのアップグレードが必要です。またオフライン環境でもアプリ上でノート閲覧・編集は可能で、次回ネット接続時に同期されます。外出先でも安心して使えますが、無料版の場合は先述の通り同期端末数に注意してください。
● 価格プラン: 基本的に有料前提のサービスと言えます。無料プランはありますが、ノートは50件・ノートブックは1冊までと大幅に機能縮小されており、**事実上「お試し版」と考えるのが無難です。実際「無料での長期利用は不向き」と公式にも記載されています。本格的に使うならPersonalプラン(月額1,100円)**以上への加入がほぼ必須でしょう。Personalプランにするとノート数や端末数の制限はなくなり、月間アップロード容量も10GBに増えます。Evernoteは2023年に買収・再編があり料金が値上げされていますので、「昔は無料でもたくさん使えた」と思っているとギャップがあるかもしれません。最新プランではPersonal(個人向け)、Professional(上位個人向け)、Teams(法人向け)の3種が提供されています。初心者の方はまず無料版で試し、不便さを感じたらPersonalプランへのアップグレードを検討すると良いでしょう。
● テンプレート・柔軟性: Evernoteはノートブック(冊)でノートを整理し、タグで横断的に分類・検索できる構造です。フォルダ階層型の整理が好きな人には扱いやすく、大量のノートでもタグ&強力検索で素早く見つけられます。また公式テンプレートが充実している点も魅力です。例えば「会議議事録」「週刊プランナー」「読書ログ」など用途別テンプレをワンクリックで適用でき、綺麗にフォーマットされたノートから書き始められます。自由度という面では、OneNoteやObsidianほどレイアウトをいじることはできませんが、その分レイアウト崩れせず統一された記録がしやすいです。Webクリップで丸ごと保存した記事に自分のメモを追記したり、撮影した写真・PDFにコメントを付けて保存するといった情報の一元管理に優れています。ビジネス文書や名刺のスキャン保存など「紙の書類をすべてデジタル管理したい」という用途にも適しています。
● 日本語サポート・初心者適性: インターフェースは完全に日本語化されていますし、ヘルプも日本語情報が豊富なので言語の心配はありません。基本的なメモを取るだけなら難易度は高くありませんが、前述のように無料だとすぐ上限に達して使えなくなるため、初心者が無料の範囲で気軽に続けるツールとしては不向きです。一方で有料をいとわず多機能なデジタルノートを活用したい中〜上級者には今なお根強い人気があります。「とりあえず無料で色々メモしてみたい」というライトユーザーなら、次に紹介するOneNoteやKeepの方がストレスなく始められるでしょう。
Microsoft OneNote(ワンノート)
● 基本説明: Microsoft社が提供する完全無料のデジタルノートアプリです。Windows 10/11には標準搭載されているほか、Microsoft 365(旧Office)にも含まれています。紙のノートのように好きな場所に文字や図を書き込める自由度が特徴で、学生の手書きノートからビジネスの議事録まで幅広く使われています。またOffice製品との親和性が高く、Outlook予定表からOneNoteに会議メモをリンクするといった連携も可能です。
● 操作の簡単さ: OneNoteのUIは「ノートブック▶セクション▶ページ」という物理ノートに近い階層構造を取っています。見た目もノートブックのタブやページが並んでおり、紙のノートに慣れた方なら抵抗感が少ないでしょう。ページ上では文字やオブジェクトをドラッグして配置できるため、レイアウトは自由そのものです。例えば右側に画像を貼り左側に文字を書く、といったことも思いのままです。ただ最初は「テキストが好きな位置に動く」ことに戸惑うかもしれません(Wordのように最初から罫線に沿って流れるわけではない)。とはいえ基本はクリックして入力するだけなので、慣れれば問題ありません。メニューもリボン形式でWord等と似ており、太字・色付けなどの編集も直感的にできます。総じてUIの親しみやすさは高く、特にMicrosoft Office経験者にはとっつきやすいでしょう。
● 同期と対応デバイス: Microsoftアカウントさえ作れば、誰でも追加料金なしでPC・スマホ・タブレット間の同期が可能です。Windows/Mac用アプリ、Android/iOSアプリ、Web版が用意されており、職場のPCで編集したメモをスマホで確認するといったこともスムーズにできます。データはクラウド(OneDrive)に保存され、無料のOneDrive枠(通常5GB)内なら実質容量無制限のように使えます。オフライン環境でも各デバイス上でノート閲覧・編集ができ、ネット接続時に自動でクラウドに同期されます。無料でここまで制限なくマルチデバイス利用できるノートアプリは貴重で、OneNote最大の強みと言えます。
● 価格プラン: 完全に無料です。Microsoft 365の有料契約が無くても、OneNote単体で全機能を利用できます。実は昔は有料版(Office搭載版)と無料版で若干機能差があったのですが、現在はほぼ統一され誰でも同じものが使えます。唯一意識するのはOneDrive容量くらいですが、テキスト中心のノートで5GBを使い切るのは相当ですし、仮に超えてもOneDriveの追加購入で対応できます。月額料金0円で主要機能が使える寛容さは初心者には嬉しいポイントですね。
● テンプレート・柔軟性: OneNote自体に決まったテンプレートはあまりありません(※かつてOneNote2016版にはテンプレート機能がありましたが、現行では自力でテンプレページを作成して使い回す形になります)。その代わりに特徴となるのがページ上の自由度です。テキスト、画像、手書き、音声録音、チェックリスト、表の挿入など、あらゆる情報を1ページに詰め込めるので、まさにキャンバスに描くような感覚です。手書き対応も優秀で、タブレット+スタイラスペンがあれば数学の筆記計算やイラストを交えたメモも思いのままです。紙のノート以上に色やハイライトで装飾したり、画像やPDFに直接書き込んだりもできます。構造面ではノートブック内でセクション(仕切り)・ページ階層が深く作れるので、科目ごとにセクションを分け、その中に講義ごとのページを持つ…といった多層的な整理も可能です。タグ付け機能も一応ありますが、Evernoteほど使い込まれてはいない印象です。総合すると、決まったフォームより自由なメモをしたい人に向いていると言えるでしょう。逆にきっちり定型フォーマットで積み上げたい場合はNotionやEvernoteの方が楽かもしれません。
● 日本語サポート・初心者適性: もちろんUIは完全日本語対応。Windowsユーザーであれば最初からPCに入っている場合も多く、インストールの手間もないでしょう。使い方ガイドもMicrosoft公式サイトや多くの入門記事・動画があります。無料なのでまず試してみるハードルも低いです。初心者にとっての最大の魅力はコスパと気軽さで、「とりあえずメモを始めたいけどお金はかけたくない」という場合に最適です。一方でOneNoteは自由度が高い分「どう使うか」を自分で決める必要があります。例えばテンプレートが無いので自分でページ罫線を作ったり、情報整理も自由だからこそ体系づけはユーザー次第です。そのため、最初から明確な用途が決まっている場合(例えば「授業ノートをデジタル化したい」等)は、その目的に沿って自分なりの使い方を工夫する必要があります。幸いコミュニティも大きく情報共有が盛んなので、困ったときは先人のアイデアを参考にすると良いでしょう。
Notion(ノーション)
● 基本説明: Notionは近年注目度が急上昇しているオールインワンのワークスペース型ノートです。単なるメモに留まらず、「ドキュメント作成+表計算+タスク管理+データベース」のように、本来別々のツールで行っていた作業をこれ一つに集約できる万能アプリとして人気です。ノート、Wiki、タスクボード、プロジェクト進捗管理、読書リスト…使い方はアイデア次第。個人利用からチーム全体の情報共有までスケールさせられる柔軟性が魅力です。最近ではAI機能(Notion AI)も搭載され、文章の要約や翻訳、アイデア出しを手助けしてくれます。
● 操作の簡単さ: 見た目はシンプルでスタイリッシュですが、Notionは多機能ゆえに最初の習得ハードルが高めです。基本単位がブロックと呼ばれる要素で、文章も画像もToDoも全てブロックとして扱います。直感的にドラッグ&ドロップでレイアウト変更できる反面、「ページ内にページを入れ子にする」「データベースにプロパティを追加する」など独特の概念もあります。最初は戸惑うかもしれませんが、公式テンプレートや有志が公開しているテンプレートを使えばゼロから構築しなくてもすぐ使い始められます。例えば日記テンプレートを読み込めば、その日付ごとのページが自動生成され書き込むだけ、といった具合です。メニュー類も日本語化されており、ブロックの追加も「+/メニューから選ぶだけ」でできるので、慣れてしまえば操作自体は難しくありません。要はできることが多すぎて迷うタイプのツールなので、最初は公式ガイドや入門記事を見ながら目的に沿って真似してみると良いでしょう。簡単なメモだけ取りたい場合には逆に過剰なぐらいなので、その点は注意です。
● 同期と対応デバイス: Notionは基本オンライン専用と考えてください。Windows/Mac用アプリ、スマホアプリ、Web版がありますが、データはすべてクラウド(Notionのサーバー上)に保存されます。インターネット接続さえあればどのデバイスからでもリアルタイムに編集・閲覧でき、変更は即座に同期されます。そのため複数人で同じページを同時編集することも可能で、Googleドキュメントのように共同作業ツールとしても優秀です(※共同編集は無料プランでもゲスト招待という形で一定可能)。オフラインでも直前に開いたページ程度はキャッシュ表示されますが、本格的な編集はできません。外出先での閲覧にはモバイルネット環境が必要になる点は留意しましょう。対応端末自体はPC・スマホ・タブレットと一通り揃っています。特にiPadなどタブレットでの操作性も高く、キーボードがなくてもソフトウェアキーボードでサクサク入力できます(手書き入力等は非対応)。クラウドサービスゆえデータの安全性について心配される方もいますが、業務用途でも使われている実績がありセキュリティ水準も企業向けに整えられています。もっとも、機密情報などを預ける場合は会社の規約などに従って慎重に判断してください。
● 価格プラン: 個人利用であれば基本的にずっと無料で使えます。無料プランでもページ数無制限、アップロードできるファイルも1ファイル5MBまでOK、共有ゲスト5人まで追加可能など、普通に使う範囲では十分すぎる内容です。実際、多くのユーザーは無料プランで満足しています。有料プランは主に複数メンバーでの利用向けです。たとえば「Plusプラン」(月額約1,650円/人)はチームでの共同編集やゲスト無制限招待、ファイル上限5MB→5GBなどビジネス利用を想定した機能強化版になります。個人でも履歴機能の拡張(30日以上前の変更履歴)などを求める場合は有料プラン検討の余地がありますが、初心者がいきなり課金する必要はないでしょう。なおNotionは教育機関のメールアドレスがあれば有料プラン相当が無料になる学生優遇もあります。まずは無料でフル機能試せるのがNotionの良心的な点です。
● テンプレート・柔軟性: Notion最大の魅力が柔軟性の高さです。ページ内に好きなブロック(テキスト、画像、チェックリスト、見出し、コードブロック等)をどんどん追加でき、思い通りのレイアウトを構築できます。さらにデータベース機能を使えば、エクセルのような表やカンバンボード、カレンダーやギャラリー表示で情報を管理できます。例えばタスク管理ボードを作り、進捗に応じてカードをドラッグして列を移動…なんて使い方もお手の物です。こうした高度な使い方を支えるのがテンプレートで、Notion公式がカテゴリ別に豊富なテンプレートを提供しています。たとえば「読書記録データベース」「習慣トラッカー」「簡易家計簿」等、コミュニティが作成したテンプレもウェブ上で多数共有されており、自分のワークスペースに取り込んでカスタマイズできます。自由度はObsidianにも匹敵しますが、プログラミング的な知識は不要で、ブロックの組み合わせだけでかなり高度な管理システムが出来上がります。逆に言えば白紙の状態から自分で全て設計もできるため、「何をしていいか分からない…」となりがちです。初心者のうちはテンプレートや他の人の公開例を積極的に参考にしましょう。Notionは**「何でもできる」半面「何をするか決まっていないと持て余す」**ため、目的が明確な人ほど本領を発揮します。やりたいことがハッキリしているなら、それをNotionでどう実現するか検索すれば大抵ヒントが見つかります。
● 日本語サポート・初心者適性: 2019年頃までは英語UIのみでしたが、現在は日本語表示に公式対応しています。ヘルプセンターも日本語記事が充実しており困ったとき安心です。また日本人ユーザーも多く、使い方を紹介するブログやYouTubeが非常に豊富なのも心強いです。「テンプレート名 + Notion」で検索すれば、親切な解説記事がたくさんヒットします。ただし多機能すぎて初心者には扱いが難しいのも事実です。「メモ帳代わりにちょっとテキストを書くだけ」なら、正直Keepなどシンプルなアプリの方が手軽でしょう。Notionは**「思い通りにカスタマイズして情報管理したい」**という意欲がある方に向いています。裏を返せば、最初に多少の時間をかけてセットアップすれば、あとは自分仕様の最強ノートとして長く使えるポテンシャルがあります。無料なので興味があればぜひ触ってみて、自分に合うスタイルか試してみましょう。
Obsidian(オブシディアン)
● 基本説明: Obsidianはローカル保存型のパーソナルナレッジ管理ツールです。他のクラウド系アプリと異なり、ノートデータは自分のPCやスマホ内にMarkdown形式のテキストファイルで保存されます。そのためオフラインでも使え、サービス終了やデータ漏洩のリスクが低い安心感があります。特徴はノート同士をリンクで自在に繋げられる点で、頭の中の知識ネットワークをそのまま再現するような使い方が可能です。Wikiのように相互リンクを張り巡らせたり、グラフビューで関連ノートを可視化しながらアイデアを発散・収束させたりと、「自分だけの知識の地図」を築けるツールとしてコアな支持層を持ちます。もともと英語圏の開発者コミュニティ発で生まれましたが、日本語の有志コミュニティも活発です。2025年には商用利用も無料化され、ますます広く使われるようになっています。
● 操作の簡単さ: ObsidianはMarkdown記法(テキストベースで書式指定する形式)でノートを書くのが基本です。プログラミングに近いシンプルな書式ですが、「**で囲むと太字」など多少のルールを覚える必要があります。「それはちょっと難しそう…」という場合も、Obsidianにはライブプレビュー機能があり、書いているそばから整形後の見た目で表示してくれます。実際に使ってみると、Wordのようなリッチテキストエディタに近い感覚で編集できるでしょう。UI自体は開発者向けエディタ風で一見取っつきにくいですが、左にフォルダツリー、右に本文エリアという構成は他のメモアプリと同じです。メニュー表示も日本語化できるので、思ったより抵抗なく操作できるとの声も多いです。とはいえ「ノートをリンクする」「プラグインで機能を足す」**など独自の概念もあるため、初心者には決して平易とは言えません。使いこなすには多少の学習コストがありますが、その分自分仕様にカスタマイズしていく楽しみもあります。興味がある方はまずメモ帳代わりに1ファイル書いてみて、徐々にリンクやタグを活用していくと良いでしょう。公式ドキュメントや有志の解説(ZennやQiitaの記事など)も充実しています。
● 同期と対応デバイス: Obsidianはローカルファイルとしてノートを保存するため、基本的にデータは自分のデバイス内にあります。Windows/Mac/Linux版アプリがあり、さらにモバイル(Android/iOS)アプリでも同じデータ形式が扱えます。標準ではクラウド同期機能はありません。複数端末で同じノートを使いたい場合は、自分でDropboxやGoogleドライブにデータフォルダごと入れて同期したり、Gitを使ってバージョン管理するなどの工夫が必要です。設定が難しい場合は、有料の公式Obsidian Syncサービス(月額数百円)に加入すればエンドツーエンド暗号化された安全な同期が利用できます。このように同期はオプションという位置づけなので、例えば「家のPCだけで日記を書く」という用途なら一切ネットに繋がず完全オフラインで使えます。対応デバイス自体は多岐にわたるので、設定さえすればPC↔スマホでスムーズに情報を行き来させられます。なおクラウド保存型でない分、データのバックアップは自分で取る必要があります(とはいえ単なるフォルダなので、定期的にコピーを外部に保管すればOKです)。
● 価格プラン: 個人利用は無料です。インストールや使用にあたりサインアップすら不要で、ソフトをダウンロードすればすぐ使えます。ノートの作成・編集、プラグインやテーマの追加など基本機能はすべて無料で無制限に利用できます。2023年までは商用利用(企業で社員が使う等)は有料ライセンスが必要でしたが、2025年から商用でも無償利用可能となりました。収益モデルは、有料アドオン(Obsidian SyncやPublish)や支援ライセンス(「Catalyst」等)で成り立っています。つまり、クラウド同期を公式サービスでやりたい場合は月額課金、ノートをWeb公開したい場合も月額課金、といった形です。しかしこれらは使わなくても、無料プランだけで一般機能は十分すぎるほど対応できます。まずコストゼロで始めて、自分の用途に合わせ必要になった時だけ有料サービスを検討すれば良いでしょう。逆に言えば「クラウドに全部お任せで同期もバックアップもしてほしい」という方には最初から向かない面もあります。Obsidianは手間を惜しまない人に最高の環境を提供する代わりに料金は取らないというスタンスと言えるでしょう。
● テンプレート・柔軟性: Obsidianは自由度が極めて高い反面、EvernoteやNotionのような公式テンプレート集はありません。しかしコミュニティ製のプラグインに「Templates」という機能が用意されており、あらかじめ定型文やフォーマットを登録してワンタッチ挿入できます。またユーザー有志が独自のテンプレート(例えばデイリーノートの雛形など)を配布していたりもします。そもそもObsidianはプレーンなテキストファイルなので、好きなように書式を決めて運用ルールを自作できるのです。例えば毎日日記を書くなら「YYYY-MM-DD.md」というファイル名でずらっと日付別に並べ、カレンダー表示するプラグインを入れれば簡易日記帳が出来上がります。箇条書きアウトラインを階層化してToDo管理することもできますし、数式を書いてKaTeXでレンダリング(数学ノートに)なんてこともOK。さらにはCSSで見た目をカスタマイズしたり、多種多様なプラグインで機能拡張も可能で、そのカスタマイズ性はNotion以上と言ってよいでしょう。例えばScrapbox風の記法にするプラグインや、WorkFlowy風にアウトライナー特化させるプラグインなど、他アプリの利点を取り込むことすらできます。まさに**「自分仕様に作り込める人」向け**ですが、その価値を感じるなら唯一無二のツールです。逆に初心者には設定すべき項目が多く見えるかもしれません。テンプレートという明示的な道筋がない分、最初は公式ガイドの「Obsidianの始め方」に沿ってVault(保管庫)を作り、メモを数枚リンクしてみる…というところから試行錯誤してみましょう。ハマる人にはとことんハマる“玄人向け”ツールですが、自由研究のようで面白いですよ。
● 日本語サポート・初心者適性: インターフェースは有志翻訳により日本語化できます(設定画面のLanguageから「日本語」を選択)。日本語コミュニティもフォーラムやDiscordで活動しており、使い方の情報交換が盛んです。日本語特有の問題(例えば検索時の全角スペースの扱い等)についてもノウハウが共有されています。ただ、そうした情報を追いかける姿勢が求められるのも事実です。初心者に優しいかと言われれば決して簡単ではありません。特にプログラミングやMarkdownに馴染みのない方だと、とっつきにくさを感じるでしょう。Obsidianは**「個人で知識を深めたい」「高度なカスタマイズ環境がほしい」というニーズに刺さるツールです。逆に手軽さや共有のしやすさは重視しない個人ユーザー向けとも言われます。したがって、一般的なメモ用途だけで考えるとOvernote(過剰)かもしれません。まずは無料ですし、「ローカルにメモを残すとどんな感じか」試してみたい方がチャレンジしてみるのがよいでしょう。一度使うとオフラインでもサクサク動作する軽快さ**や、全てのデータを自分で管理できる安心感には代えがたいものがあります。
Google Keep(グーグルキープ)
● 基本説明: Google KeepはGoogle提供のシンプルなメモ帳アプリです。紙の付箋やメモ帳のデジタル版という位置づけで、思いついたアイデアや買い物リストなどをパッとメモしておくのに適しています。他の4ツールと比べると機能は絞り込まれており、「とにかく素早くメモ」がコンセプトです。その代わり操作が非常に簡単で、スマホでもPCでもワンタップ/ワンクリックでメモを書き始められる手軽さがあります。メモの内容はすべてGoogleアカウントに紐づいてクラウド同期されるので、紛失の心配もありません。
● 操作の簡単さ: 5つの中でダントツに簡単です。アプリを開けば「メモを入力…」というテキストボックスがあるので、そこをタップして内容を書くだけ。タイトルと本文を入力すれば自動保存され、あとは放っておいても消えることはありません。UIはシンプルで、難しいメニューや設定項目もほぼ無し。強いて言えば色を付けたりラベルを付けたりといったオプションがある程度ですが、使わなくても困りません。初心者が迷う余地がないほど直感的なので、スマホに不慣れな高齢の方でも使いこなせるでしょう。実際「Keepなら親にも勧められる」という声もあるほどです。機能が少ない分、「これがしたい場合どうするんだろう?」と悩むことも少なく、思考の邪魔をしないメモと言えます。入力方式も文字だけでなく音声メモや手書きメモにも対応しており、話しかけてメモする・指でサッとスケッチして残す、といったこともできます。とにかく気軽さ重視で、完璧な文章を書こうと構えずにどんどんメモできる雰囲気があります。
● 同期と対応デバイス: KeepはGoogleのクラウドサービスの一部なので、自動で複数端末間同期されます。Androidスマホには標準でKeepアプリが入っている場合もありますし、iPhone/iPad用にも公式アプリがあります。PC用の専用アプリはありませんが、ブラウザで「keep.google.com」にアクセスすれば同じように使えます。Chrome拡張機能を使えばワンクリックでメモ画面を開けるので、実質アプリ同然です。ネット接続がある限り、端末を問わず常に最新のメモが見られるのは便利ですね。オフライン時はモバイルアプリ上で直近のメモ閲覧・作成が可能で、オンライン復帰時に同期されます。実際、スマホでメモして家に帰ってPCで続きを整理…という連携もスムーズです。家族や友人とメモを共有する機能もあり、例えば夫婦で買い物リストを共有しておけばお互い編集内容がすぐ反映される、といった使い方ができます。Googleサービスとの連携も強力で、Gmailやカレンダーと組み合わせたリマインダー通知も設定できます。例えば「明日17時にこのメモをリマインド」や「自宅に着いたらこのメモを通知」といった時間・場所指定のアラーム機能が地味に便利です。スマホならではの位置連動で、買い物先でリストを出すなど抜け漏れ防止に役立ちます。
● 価格プラン: ビジネス用途でも個人用途でも完全無料です。Googleアカウントさえ持っていれば追加費用なしで誰でも使えます。保存されたメモはGoogle Drive上に保存されますが、テキスト程度ではほとんど容量を食いませんし、画像を大量に入れても15GBの無料ストレージ内に収まるでしょう。万一容量オーバーしてもGoogle Driveを追加購入すればよく、Keep自体に課金プランはありません。コストを全く気にせず使える点はやはり強みで、学生さんやとりあえずメモ環境を整えたい方に安心して勧められます。
● テンプレート・柔軟性: Keepは機能を割り切ってシンプルにしているので、テンプレート機能や高度なカスタマイズ機能はありません。その代わりメモの種類を選んで使い分けられます。具体的には「テキストメモ」「リスト(チェックボックス付き)」「画像付きメモ」「手書きメモ」「音声メモ」があり、用途に応じて選択できます。例えば買い物リストならチェックリスト形式に、アイデアスケッチなら手書きメモに、という具合です。各メモにはラベル(タグのようなもの)を付与でき、あとからカテゴリ別にまとめて閲覧できます。色分けもできるので、例えば仕事用メモは青、プライベートは黄といった視覚的整理も簡単です。検索機能も優秀で、キーワード検索はもちろん、画像内の文字をOCRで検索したり、音声メモをテキスト化して検索したりといったことも自動でやってくれます。ただ全体としては「メモを取る→あとで見返す」以上のことはしない設計です。他のノートアプリのようにノートブックで階層化したり、リンクを貼ってネットワーク化したり、といった高度な整理はできません。シンプルさと引き換えに高度な機能を手放しているイメージです。そのため、Keep単独で大量の情報を体系立てて管理するのには正直向きません。あくまで短期的なメモ・リスト管理や、一時的な書き留めにフォーカスしたツールです。「ちょっとしたことはKeep、長期保存やプロジェクト管理はNotion/OneNoteに連携」など、他のツールと使い分けている人も多いようです。
● 日本語サポート・初心者適性: UIはシンプルな上に完全日本語対応なので、説明が無くても触っていれば使い方が分かるでしょう。ヘルプページも日本語で用意されています(とはいえ使い方で迷うケース自体が少ないと思います)。初心者への親和性は5ツール中トップクラスです。特にスマホでサッとメモしたい場合にこれ以上ない手軽さです。実際「Keepなら難しい設定が何もないので会社の高齢社員にも使ってもらえた」といったエピソードもあります。逆に、ある程度デジタルに慣れて「もっと体系立てて記録したい」となってくるとKeepの機能では物足りなくなるでしょう。その段階になったら、他のノートアプリに移行するか、Keepのメモをエクスポートしてより高度な管理をすることも検討してください。ただメモ習慣の第一歩としては最高の入り口です。「メモ帳」アプリとしての純度が最も高いので、まずはKeepで日々の記録を始めてみて、必要に応じて他ツールにステップアップするのもアリですね。
ユースケース別おすすめノートアプリ
最後に、**「○○に使うならどのツールが向いているか?」**という観点で、用途ごとにおすすめのノートアプリを提案します。「自分はこの目的でノートアプリを探しているけど…」という方はぜひ参考にしてください。もちろん最終的にはお好みですが、各ツールの適性を踏まえた一例として挙げます👍。
- 日記をつけたい: 📔 OneNoteがおすすめです。無料で日々の記録が容量無制限に書け、写真や手書きも交えて紙の交換日記のように気軽に続けられます。特にPCやタブレットでじっくり文章を書く人に向いています。テンプレートはありませんが、自分で日付ページを用意するだけでOKです。どうしても形式を決めたいならNotionの「デイリーダイアリー」テンプレートなども便利です。ただNotionは機能が多い分、日記だけの用途には少々大げさかもしれません。シンプルに続けたいならOneNoteや、写真メインなら専用の日記アプリ(例: Day One)も検討してください。Evernoteも日記用途の定番でしたが、無料では50日分までと制限が厳しく、長期日記には向かなくなりました。
- 家計管理・収支メモ: 💰 Notionが適しています。Notionなら収支表のデータベースを作ってカテゴリや日付ごとに集計することも容易で、実際多くのユーザーが家計簿テンプレートを公開しています。テンプレートを利用すれば収支入力フォームや月次レポートも自動化できるので、表計算ソフト感覚で使えます。また予算管理や貯金目標などもページを跨いでリンクさせられるため、家計にまつわる情報を一元管理しやすいです。簡易的にならGoogle Keepで支出メモを付け、月末にExcelへ転記…という方法もありますが、どうせならNotionで最初から集計までやってしまう方が手間がありません。OneNoteやEvernoteは表計算機能がないため、家計簿運用にはあまり向かないでしょう(表の作成自体はできますが計算は手動になります)。Notion+スマホ入力+テンプレ活用で、手軽にデジタル家計簿を始めてみてください。
- 買い物リスト・ToDoリスト: 🛒 Google Keepがベストです。Keepはチェックリスト形式のメモがあり、項目を完了したらチェックを入れて消し込む、といった操作が簡単にできます。スマホのホーム画面にウィジェットで貼り付けておけば、思いついたとき即追加して、買い物中にチェックを入れながら進む…という紙のメモ以上に手軽な体験が可能です。さらにKeepは共有機能もあるので、家族や同居人とリストを共有しておけばお互いに買い忘れを防げます。位置情報リマインダーで「スーパーに着いたらこのリスト通知」なんてこともできて便利です。一方、EvernoteやOneNoteにもチェックリスト機能自体はありますが、アプリを開いてノートを開き…というステップがKeepより多く、サッと確認したい買い物メモには少し重たく感じます。Notionもしかりです(買い物程度ならNotionを開くまでもないでしょう)。即効性と手軽さが重要な買い物リストにはKeepがうってつけです。ショッピング以外でも日々の簡単なToDo管理にはKeepは使いやすいですよ。
- 学習ノート・勉強用: 📚 目的によって分かれます。手書きで板書や数式を残したい学生さんにはOneNoteが一番です。紙のノートの延長で使え、後から検索もできるので効率的です。特に大学の講義ノートをデジタル化したい場合、OneNoteなら図や数式もペンで書けてノート整理がはかどります。一方、文章中心の学習や調べた知識の整理にはObsidianが光ります。Obsidianなら各トピックをノート化しリンクで関連付けられるため、自分だけの知識データベースを築けます。例えば歴史の勉強で各年代の出来事ノートを相互にリンクしたり、プログラミング習得で得た知見をカテゴリ分けして蓄積したりと、知識をネットワークとして繋げる学習に向いています。Markdownに慣れが必要ですが、その分余計な書式に惑わされず内容に集中できるでしょう。総合的にバランスが良いのはNotionです。科目ごとにデータベースを作ってノートや課題を管理したり、勉強スケジュールをカレンダーで可視化したりとオールマイティに使えます。共同編集もできるので、クラスメートとノートを共有してテスト対策…なんてことも可能です。Evernoteは情報収集(Webクリップで資料集め)には優れますが、最近は無料だと容量的にも厳しいので、学生さんにはOneNoteやNotionの方がコスパ的にもおすすめです。自分の勉強スタイルに合わせて選んでみてください。
- 仕事のメモ・情報整理: 💼 Notionが第一候補です。Notionはドキュメント・タスク・プロジェクト管理を一元化できるため、ビジネスシーンとの親和性が非常に高いです。例えば会議議事録をテンプレートからサッと作成し、タスクにチェックボックスを付けて担当者に割り当て、そのままチーム共有…といった運用がスムーズに行えます。社内Wikiやプロジェクトポータルとして導入する企業も増えています。個人レベルでも、仕事のメモをNotionで整理しておけば後から強力な検索で必要な情報をすぐ引き出せますし、画像やPDF添付も自在なので資料集にもなります。OneNoteもビジネス利用で根強い人気があります。特に既存のOffice製品との連携(Outlook予定とOneNoteの紐付け等)が便利で、社内標準でOneNoteを使っているケースもあります。OneNoteは自由度が高い分チームでの画一的運用には不向きですが、個人の仕事メモとしては気兼ねなく何でも放り込める懐の広さがあります。Evernoteはかつてビジネスシーンでも多用されましたが、今は他に優れた選択肢が増え、有料プランでないと厳しい点もあってあまり積極的には推奨しづらいです。ただし、名刺管理や紙書類の電子化などEvernote特有の機能は今でも役立つ場面があります。例えば出先で名刺を撮影してEvernoteに自動保存し共有する、といった用途に限れば有効です。Obsidianは基本的に個人専用なので、仕事でも「自分だけの業務知識メモ」を作りたい場合には良いですが、チームでの共有には適しません(共同編集不可)。機密情報をクラウドに置きたくない場合にローカル管理できる利点はあります。総じて、**チーム利用ならNotion、個人利用ならOneNote(またはNotion)**というのが仕事メモでの使い分けになるでしょう。
以上、主要ノートツールの比較と用途別のおすすめを紹介しました。それぞれに個性があり、初心者の方には悩ましく感じる部分もあったかと思います。しかし大切なのは「自分が一番続けやすいと思うものを選ぶ」ことです。まずは気になったアプリを実際に試してみて、使い心地を確かめてみてください。メモツールは使っていく中で「もっとこうしたい」が出てくるもの。そのときに他のツールを検討するのも全然アリです。本記事が皆さんの「理想のノートアプリ」探しの一助になれば幸いです。楽しいメモライフをお過ごしください!📖✨










