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家具家電選定!ゲスト・運営・清掃の観点からお勧めのFFEをご紹介!洗濯乾燥機は必須!?
今回は旅館・ホテルの家具家電の選定時のポイントについてご紹介してまいります!
宿泊施設の運営委託・相談を受ける際によく質問されるのが、
というもの。
オーナー様が独自で家具家電を選定される場合もあるのですが、
清掃や運営の観点からみると別の製品が良かったな。。と思うこともしばしばありますので、
今回はゲスト視点だけでなく、運営会社・清掃会社視点でも、
民泊施設に適している家具家電はどういうものなのか、ご紹介してまいります!
大型家具(ベッド・ソファなど)
ベッドマットレス→Nスリープがコスパ◎
まず、ベッドについて。
宿泊施設では、その評価の半分以上が『寝心地』の観点で書かれることが多いです。
民泊においては、ゲストはいわゆる
女将さんがいて、接待を受けて、美味しい料理を振る舞われる、、
というよりかは、
外で遊び疲れてきて、帰った矢先倒れるように家族みんなで同じ場所で眠る、
のように、その民泊施設の利用時間のほとんどを寝て過ごしています。
その為、レビューにはベッドの『寝心地』が記載されることがほとんどです。
この場合、布団はオススメしていません。
一部の海外ゲストは、日本体験として和室に布団を希望しているゲストもいますが、
海外ゲストのほとんどは布団に慣れておらず、セッティングも出来ず、床は固く、身体は痛めるし、床冷えするし、、
と『熟睡できなかったよ・・』とクレームのレビューが来てしまうことがあります。
その為、大前提マットレスの導入と、その中で価格は抑えつつも、
クオリティの高いマットレスを導入してあげましょう。
NITORIのNスリープシリーズがコスパよくお勧めです。
また、余談ですがお子様連れやプレイ中にマットレス自体が汚れてしまうことを避ける為、
マットレスの上には、防水シートを敷いてあげましょう。
ソファ・ベッド→足なしタイプで収納棚は不要
次にベッドフレームについて。
ゲストはさほど気にしないと思いますが、ソファやベッドに脚があるタイプ。
これは運営の観点では清掃がしにくいです。
ホコリがベッドと床の間に大変溜まりやすく、掃除機も届かない、、
でもそのままだと部屋がホコリっぽくなってしまうので、
いちいち家具を移動させて掃除することもしばしば。
とはいえ、清掃会社によっては清掃してくれない会社もあり、
その場合徐々にホコリが蓄積されていき、ふとしたきっかけで溜まったホコリが一気に舞いクレームに。。
また、あまりに脚が高いタイプの家具はゲストが飛び跳ねたりしたときにポキッとベッドの足が折れてしまうことも。
危険ですし、いちいち買い換えていたら大変です。
ロータイプのベッドを選定しましょう。
また収納付きのベッドもありますが、基本的に民泊施設のベッドに収納は不要です。
リビングテーブル→棚は不要
基本的に、収納スペースはホテル・旅館・民泊に関しては最小限で大丈夫です。
棚などがたくさんあるとそれだけ清掃の手間がかかります。
またゲストが棚や収納に置いたものを忘れて帰ってしまい、
運営会社や清掃会社にコミュニケーションコストが発生します。
(清掃会社によっては忘れ物対応500円/回なんてところもあります。)
スッキリしている家具をいれていきましょう。
大型家電
洗濯機→ドラム式の乾燥機付きが高いけどベター
ドラム式の乾燥機付きが施設にあると、
- ゲスト視点では、旅で汚れた衣類を当日中に洗濯乾燥でき、
- 運営視点では、バルコニーや部屋内に物干しを導入する必要がなく、スペースを有効活用できて
- 清掃視点では、清掃中に著しく汚れているベッドカバーやフキンなどを清掃中に洗濯乾燥できる
ので、余裕があれば洗濯機ではなく、ドラム式の洗濯乾燥機を入れれると良いですね。
Panasonic製のドラム式NA-VX8900はちょっとお値段はりますが、
洗濯・乾燥で2時間ほどの時間しかかからず、完璧な乾燥(タオルもふかふか)なのでゲストに喜ばれるのでオススメです。
掃除機→ハンディタイプは避け吸引力が強いものを
清掃会社が持参してくれるところもありますが、
個人の方に清掃をお願いする場合は、物件の設備を使って清掃する方がほとんどです。
この際、収納しやすいからといってハンディタイプの小さな掃除機や、格安のノンブランドの吸引力が弱い掃除機を購入してしまうと、
清掃会社や業者様からのクレームに繋がります。
ツインバード社のものは安く、吸引力も高くオススメです。
その他家電
- 電気ケトル
- 電子レンジ
- 炊飯器
- TV
は施設内にあるとゲストに喜ばれます。
余裕があればぜひ置いておげましょう。
水回り
トイレ→水洗・ウォシュレット付必須
- 和式である
- ウォシュレット付いていない機器
のであれば、すぐに取り換えましょう。
水回りはゲストも重視している箇所で、設備が古臭いと評価が著しく下がりますし、
運営観点では、清掃会社もトイレ古いとそれだけゲストが汚すので大変嫌われます。
お金をかけれるのであれば、手洗いが付いていないタンクレスタイプだと清掃場所も少なく、余計な水が飛び散りにくいです。
トイレ自体はアラウーノなど洗浄しやすい(汚れもつきにくい)ものがベターではありますす。
その他:小物・飾り
観葉植物・小物は最低限に
イミテーショングリーンは見た目的に映えますが、
葉の大きいタイプや、鉢付きのものだとホコリが溜まりやすいので、お勧めしません。
どうしても導入したい場合は、葉の先の細いタイプで鉢にホコリが溜まりにくいものを選定しましょう。
同様に、小物類はお部屋がにぎやかに見えるので置いても良いですが、
運営観点では、清掃時にひとつひとつホコリを払っていくのが大変なため、飾り物は最低限にしましょう。
なるべく部屋(クロスや床)に白、は使わない。
ちょっと家具家電からは外れてしまうのですが、
既存物件のRe活用の場合や、新しくお部屋を作られる方にも多いのですが、白を基調としたお部屋つくりをしてしまうこと。
お部屋のイメージにホワイトは清潔感があってとても良いのですが、ホワイトは避けましょう。
なぜなら、清掃時にどうしても残ってしまう髪の毛・汚れが目立ちやすいからです。
最強の清掃会社に依頼したとしても、
髪の毛一本残らず清掃しきるのは至難の業です。
特に床のクロスは白は絶対に避けましょう。ゲストからしてみても、すぐに髪の毛に気付いてしまいます。
木目のものや、グレーがかっているタイプのものが良いでしょう。
お風呂場の壁やタイルにも気を使って汚れにくい素材が選べるとベターですね。
まとめ
今回は、民泊施設に置くオススメ家具家電をご紹介してまいりました!
ゲスト目線で商品を考えるのも大事ですが、運営・清掃の観点でも見てみてください。
参考になりましたら幸いです!